食洗機を使用するには、専用の洗剤を投入する必要があります。
そして食洗機の専用洗剤には粉末と液体の2種類があり、それぞれ異なった特徴を持っているのです。
この記事では、食洗機専用洗剤の種類別の特徴や使い分けの方法、食洗機に手洗い用の洗剤が使えるか否かを解説します。
Contents
食洗機用洗剤2種の特徴
ここでは、2種類の食洗機用洗剤の特徴をそれぞれ紹介します。
粉末洗剤の特徴
粉末の洗浄剤は、液体よりも安価で購入できます。
粉末洗剤には基本的に漂白剤が入っているため、コーヒーや緑茶、紅茶等の茶渋なども綺麗に落とせるでしょう。
除菌や消臭も行ってくれるため、食洗機を開けた時に嫌な臭いが出ることも少ないと言えます。
ただし粉末のためあまり多く入れすぎると庫内に解け残ってしまい、そのまま湿気で固まってしまう可能性もあります。
また、アルミ製品に対して粉末洗剤を使用するとアルミが白くなってしまう可能性があるため注意しましょう。
液体洗剤の特徴
液体の洗浄剤は、解け残ってしまうことがなくガラス製のコップなどに使用しても水垢が残りにくい点が特徴的です。
油汚れや臭いも強力に洗浄してくれるため、お皿やグラスをピカピカに洗い上げてくれます。
ワンプッシュで使えるアイテムであれば軽量も簡単であり、使いやすい洗剤だと言えるでしょう。
ただし粉末洗剤と比較すると少々高額であることが多く、酵素が入っている製品の場合は保管場所にも気を配る必要があります。
食洗機にはどのタイプの洗剤が良い?
ここでは、液体と粉末、どちらの洗剤が食洗機に適しているのかについて解説します。
食器によって液体と粉末を使い分ける
結論から言うと、洗いたい食器によって液体と粉末の洗剤を使い分けるのが一番でしょう。
グラスや食器をピカピカに洗い上げたい場合には液体洗剤が最適であり、マグカップなどの茶渋やコーヒー跡などを綺麗に落としたい場合は粉末洗剤が適しています。
価格帯の違いも少しあるため予算も考えながら両者を比較し、洗いたい食器や目的に合わせて最適な洗剤を使い分けることが最も賢い方法だと言えるでしょう。
手洗い用の食器洗剤は使用NG?
食洗機用の洗剤が切れてしまった際などに手洗い用の食器洗剤を使いたいと考える方もいるかもしれませんが、手洗い用の食器洗剤は食洗機へ絶対に入れてはいけません。
もし手洗い用の洗剤を食洗機に投入して運転させてしまうと、庫内が泡だらけになってしまいます。
食洗機は庫内に異常な量の泡を感知すると誤作動を起こしたり、場合によっては故障してしまったりする可能性も考えられるのです。
食洗機を使う時は、必ず専用の洗剤を使うようにしましょう。
食洗機の専用洗剤は食器によって使い分けましょう
食洗機の洗剤には液体と粉末の2種類があり、それぞれに得意分野や特徴があります。
そのため食洗機を上手に使うためには両者の特徴を踏まえ、洗う食器や目的に応じて使い分けることをおすすめします。
また、食洗機に手洗い用の洗剤を使用すると故障の原因となるため、絶対に避けましょう。