食洗機に重曹を使っても大丈夫?メリットとデメリットを解説

食洗機庫内には油が溜まってしまうことがあり、掃除に重曹を使いたいと考える方もいることでしょう。
果たして、食洗機に重曹を使っても問題はないのでしょうか。
この記事では食洗機に重曹を使うメリットとデメリット、重曹を使えない場合について解説します。

食洗機に重曹を使っても大丈夫?

ここでは、食洗機に重曹を使っても大丈夫なのか、食洗機に重曹を使うメリット・デメリットを紹介します。

食洗機に重曹を使うメリット

まず結論からお話しすると、多くのケースでは、食洗機に重曹を使っても特に問題はありません。
重曹は油汚れを強力に落とす効果を持っており、食洗機の掃除においても有力な洗浄剤の1つです。
お湯に重曹を溶かした重曹水(お湯250ml:重曹大さじ1杯)を、洗剤投入口に入れて洗浄するだけで食洗機内部がきれいになります。
そのほかにも、ホースや外観など部分的な掃除を行う際にも、重曹は効果を発揮してくれます。

食洗機に重曹を使うデメリット

洗浄剤として強力な重曹ですが、実は水に溶けにくいというデメリットがあります。
そのため、食洗機にそのまま重曹を入れて動かしてしまうとエラーや故障の原因につながる可能性があり、注意しなくてはなりません。
場合によっては重曹の成分が食洗機内で固まり、動作不良を起こす可能性があります。
重曹を使う場合は先ほどお話しした通りお湯で先に重曹水を作り、それを使用するようにするとトラブルを回避しやすいでしょう。

重曹が使えない場合はある?

ここでは、食洗機に重曹が使えないケースについて解説します。

専用洗剤しか使えない食洗機もある

実は、専用洗剤しか使えず、重曹の使用ができない食洗機もあります。
先ほど紹介した通り、重曹は食洗機内で成分が固まってしまう可能性があるため、事前に使用を禁じているものもあるのです。
ただしその逆に、重曹用のコースがある食洗機もあります。
「重曹洗浄モード」などがある食洗機においては、すすぎの回数などを重曹に合わせて設定しているため、問題が起こらないのです。
もし重曹を使いたいと事前に決めているのであれば、重曹に対応したモードがある食洗機を選ぶのが良いでしょう。

あくまでも自己責任

様々なサイトを調べていると「重曹はだめ」「重曹は大丈夫」と意見が分かれているため、どちらが正しいのか良く分からないという方もいることでしょう。
もし重曹に対応している食洗機であれば問題はありませんし、そうでなかったとしても特に問題が起こらないこともあります。
しかし説明書で禁止されている場合はあくまでも自己責任になってしまうため、注意しましょう。

食洗機への重曹使用は慎重に

食洗機に重曹を使うと汚れが落ちやすいため、使用できるケースでは積極的に使っていきたいところです。
しかし、食洗機によっては重曹を使用できないこともあり、場合によっては食洗機の使用によって食洗機が故障してしまうことも考えられます。
食洗機に重曹を使用する場合は重曹に対応している機器を選択し、もし対応していない食洗機に重曹を使うのであれば自己責任になってしまうことは認識しておきましょう。

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