据え置き食洗機を設置するにあたっては、分岐水栓取り付け工事を行う必要があります。
それでは一体、分岐水栓取り付け工事とはどのような工事のことを言うのでしょうか。
この記事では、分岐水栓取り付け工事の概要や流れ、業者に依頼した際の費用相場等を紹介します。
Contents
分岐水栓取り付け工事とは?自分でできる?
ここでは分岐水栓取り付け工事や分岐水栓そのものについて簡単な解説をします。
そもそも分岐水栓とは?
分岐水栓とは、据え置き食洗機に必要な水やお湯をキッチン用水栓から分岐して供給できるようにするための部品のことです。
キッチンで使用している蛇口に取り付けるのが一般的であり、それほど複雑な構造をしている部品という訳ではありません。
分岐水栓取り付け工事は自分でできる?
分岐水栓取り付け工事には大規模な工事が不要なため、自分で進めることも可能です。
水道工事となると各自治体が指定した工事業者に依頼しなくてはなりませんが、蛇口に分岐水栓を付ける程度の簡単な工事であれば誰でも実施できます。
作業に必要な道具も、レンチとドライバーの2つだけです。
ただし水漏れ等の可能性を避けるためには適切な分岐水栓を選択する必要があるため、自信が無い場合は業者に依頼したほうが良いでしょう。
分岐水栓取り付け工事の進め方や費用
ここでは、分岐水栓取り付け工事の進め方や費用について解説します。
分岐水栓取り付け工事の流れ
分岐水栓取り付け工事の流れは、以下の通りです。
1. 水道の元栓を閉める
2. 蛇口のレバーと本体カバーを外す
3. カートリッジを抜き取って分岐水栓を取り付ける
4. 給水ホースにつなぐ
5. 給水ホースをシンクに入れて固定する
6. 食洗機をコンセントにつなぐ
分岐水栓はご自宅の蛇口のタイプによって最適な種類が異なります。
そのため、事前に最適な分岐水栓を選択することが、自分で分岐水栓取り付け工事を行う上で非常に大切なポイントだと言えるでしょう。
食洗機のメーカーが付けている取扱説明書に詳細が記載されていると思われますので、よく読んで取り組むことが大切です。
分岐水栓取り付け工事の費用
分岐水栓取り付け工事を業者に依頼すると、5,000円~3万円程度かかります。
食洗機を購入した家電量販店に依頼する際は1万円未満程度と比較的安く済みますが、水道工事業者に依頼をすると数万円かかるのが通常ですので注意しましょう。
先ほどお話した通り自分で分岐水栓取り付け工事を行うこともでき、その場合はもちろん工事費用はかかりません。
ただし、自信が無い場合には無理をせず、最初から業者に相談するようにしましょう。
分岐水栓取り付け工事の流れや費用まとめ
分岐水栓取り付け工事とは、据え置き食洗機に必要な水やお湯を、キッチンの蛇口から分岐して引き込めるようにする工事のことです。
分岐水栓取り付け工事は自分で行うこともできますが、自信が無い場合は業者に相談するようにしたほうが無難でしょう。
工事にかかる費用とも比較しながら、検討してみてください。