食洗機は大小様々な食器を一度に洗うことができる魅力的な家電製品ですが、中には食洗機では洗えないものもあります。
もし洗えないものを食洗機に入れてしまうと、様々な不具合・不都合が生じるため気を付けなくてはなりません。
この記事では、食洗機で洗えないものの例を紹介します。
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食洗機で洗えないものの例
ここでは早速、食洗器で洗えないものの例を5つ紹介します。
金箔や上絵が付いた陶磁器
金箔や上絵が付けられた陶磁器は、食洗機で洗うことができません。
これらのアイテムは急激な温度変化や衝撃に弱く、食洗機で洗うと装飾の変色や剥がれ、破損などが起きてしまう可能性が高いのです。
また、金箔や上絵が付いている食器は食洗機専用の洗剤に入っているアルカリ性成分に反応して、酸化・変色する可能性もあります。
金・銀・アルミ・錫・銅製のもの
金や銀、アルミ、錫(すず)、銅で作られた食器も、食洗機で洗えない食器類の1つです。
金メッキや銀メッキを施した食器もNGであり、これらは食洗機の水圧によって剥がれる可能性があるだけでなく食洗機用洗剤や熱の影響を受けやすいのです。
酸化や変色を引き起こしかねませんので、これらの食器は手洗いで洗うようにしましょう。
強化ガラス製のもの
食洗機で洗うことができない食器には、強化ガラス製の食器も含まれます。
強化ガラスと聞くと「頑丈だから大丈夫なのでは?」と思われるかもしれません。
しかし強化ガラスは内部に様々な特殊加工が施してあり、食洗機の高温なお湯で洗うと内部の応力によって膨張し、粉々に砕け散る可能性があるのです。
食洗機自体の破損やケガにもつながる可能性があるため、食洗機では洗わないようにしましょう。
小さすぎる・軽すぎるもの
小さすぎるアイテムや軽すぎるアイテムも、食洗機で洗うことはできません。
哺乳瓶の部品やお弁当用のシリコンカップなど、小さくて軽いものは食洗機の高水圧によって吹き飛ばされてしまいます。
そして吹き飛ばされたアイテムがヒーターカバーの上などに落ちてしまうと、変色や破損、食洗機の故障などを引き起こしてしまう可能性がありますので充分に注意してください。
包丁
食洗機で洗えないものとして、包丁も気を付けておいた方が良いでしょう。
専用の置き場がない食洗機に包丁を入れて稼働させてしまうと、落下をしてしまったり刃でケガをしてしまったりする可能性があります。
包丁には専用の包丁置き場が設けられている食洗機もありますので、包丁も食洗機で洗ってしまいたい場合は導入を検討してみてください。
食洗機で洗えないものは事前に知っておこう
食洗機には沢山の種類がありますが、どの製品でも基本的に洗えないものは共通しているため、事前に把握しておくことが大切です。
食洗機で洗えないものを洗ってしまうと破損や変色をするだけでなく、場合によっては食洗機自体の破損やケガなどにつながってしまうこともあるため気を付けてください。