最近は家事の時間短縮のために食洗機を利用している家庭が増えてきました。
食洗機というと、キッチンの台の上に置いて利用するタイプの食洗機がイメージされがちですが、「ビルトイン食洗機」と呼ばれる食洗機があることをご存知でしょうか。ビルトイン食洗機は、置き型の食洗機とは異なる特徴をもっています。
今回は、そんなビルトイン食洗機について、詳細を解説していきます、
ビルトイン食洗機とは?
ビルトイン食洗機は、据え置き型の食洗機ではなく、システムキッチンの中にはめ込むタイプの食洗機です。最新機能を搭載した食洗機が多く揃っており、食器洗いの負担を軽減することが可能です。
場所を取らずに置ける食洗機
ビルトイン食洗機は、シンク下やキャビネットに組み込むため、場所を取らずに設置することができます。外から見ても、食洗機があるということが分からないほどすっきりとした見た目です。
据え置き型だと、いかにも「食洗機」という形の機械や立てかけた食器が丸見えなので、キッチンが散らかっているように見えてしまうこともありますが、ビルトイン食洗機であれば、引き出しの中に収納しているのと同じような外観になるので、そのような心配もありません。
設置には工事が必要
ビルトイン食洗機の設置には、工事を行う必要があります。シンク下やキャビネットに組み込むために、キッチンを一旦解体したり、水道をつなげたりなど、素人ではとても難しい作業が設置の際に必要になるので、専門のリフォーム業者に依頼して設置してもらいます。
ビルトイン食洗機の種類
ビルトイン食洗機の種類は、「フロントオープンタイプ」と「スライドオープンタイプ」の2つに分かれています。それぞれ特徴を見ていきましょう。
フロントオープンタイプ
フロントオープンタイプは容量が大きいので、同居している家族が多い家庭におすすめです。
フロントオープンタイプの多くは、上下2段がスライドするようになっているので、上下の棚に食器を分けて収納し、洗浄することができます。ただ、次に紹介するスライドオープンタイプと比べると、節水性や洗浄力の面でやや機能が劣るのが欠点といえます。
スライドオープンタイプ
スライドオープンタイプは、水の利用を最小限に抑えるタイプのビルトイン食洗器で、節水面で優れているのが特徴です。食器を出し入れする際にしゃがむ必要もなく、楽な姿勢で食器の出し入れができます。ただし、フロントオープンタイプと比べると容量が小さいため、家族が多い場合は複数回に分けて洗浄する必要があります。
まとめ
ビルトイン食洗機は、据え置き型の食洗機と比べて場所を取らず、外から見て食洗機があるとは思えないほどすっきりとした見た目になります。
種類はフロントオープンタイプとスライドオープンに分かれており、家族の人数によって選ぶと失敗がないでしょう。
ビルトイン食洗機を設置するには、業者に工事を依頼する必要があります。まずはどんなビルトイン食洗機があるのか、資料請求や問い合わせで確認していきましょう。